Claude / Anthropic

Anthropic が新デフォルト Opus モデル「Claude Opus 5」を発表。1M context・$5/$25 per Mtok(fast mode は2.5倍速で$10/$50)と Opus 4.8 据え置き価格ながらコーディング・知識労働の各ベンチで大幅な性能向上を示した。同日 Claude Code v2.1.219 が Opus 5 をデフォルト追加し、サブエージェントのネストを既定深さ3まで解放、Dynamic workflow 既定を medium サイズに変更した。

注目度

公式アップデート

本日の目玉は新フラッグシップモデル Claude Opus 5 の発表と、それをデフォルト追加した Claude Code v2.1.219 のリリースです。

Claude Opus 5 発表

新しいデフォルト Opus モデル Claude Opus 5claude-opus-5)が発表されました。API / Claude.ai / Claude Code / Coding で提供されます。

  • コンテキスト・価格: 1M context。$5/$25 per Mtok と Opus 4.8 から据え置き。fast mode は約2.5倍速で価格2倍($10/$50 per Mtok)。
  • コーディング性能: Frontier-Bench v0.1 で全モデルを上回り Opus 4.8 比で約2倍。CursorBench 3.2 では Fable 5 との差0.5%を半額で達成。
  • 知識労働: ARC-AGI 3 で次点の約3倍、Zapier AutomationBench で次点の約1.5倍、OSWorld 2.0 では Fable 5 を1/3のコストで上回る。
  • 安全性: behavioral audit スコア 2.3(数値が低いほど良く、近年最低水準)。cyber タスクでの classifier 介入が Fable 5 比で約85%減。
  • ベータ機能: 会話途中のツール変更でもプロンプトキャッシュを無効化しない挙動、安全フラグ要求時の自動フォールバックルーティング。

ソース

Claude Code v2.1.219

Opus 5 のデフォルト追加に加え、サブエージェントとワークフロー、サンドボックスまわりに変更が入りました。

  • Opus 5 をデフォルト Opus に追加claude-opus-5)。/model ピッカーは最新モデル名のみをハイライトし、統合された Opus 行を「Opus (1M context)」と表示。
  • ネスト subagent を既定で深さ3まで許可(従来は1)。CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH=1 で無効化可能。stream-json では depth-2+ のサブエージェントも --forward-subagent-text 指定時に転送されるように。
  • Dynamic workflow 既定を medium サイズに変更(エージェント15未満が目安)。workflowSizeGuideline 設定キーで任意の設定ファイルから指針を指定可能。
  • sandbox.network.strictAllowlist 設定追加: サンドボックス実行で非許可ホストをプロンプトなしに拒否。
  • DirectoryAdded フック追加: /add-dir や SDK register_repo_root でセッション途中に作業ディレクトリが登録された後に発火。
  • mcp_server_errors を headless stream-json init イベントに追加: config 検証でスキップされた --mcp-config エントリを列挙。ターミナル実行では起動時警告を表示。
  • fast mode の対象変更: Opus 4.7 を除外し、Opus 5 と Opus 4.8 に適用。
  • バグ修正: claude -p のテキスト出力が、mid-stream の API エラーでターンが落ちた際に生成済みの回答を取りこぼす不具合を修正。

ソース

コミュニティの反応

Claude Opus 5 発表

ポジティブ

Opus 5 を触ってみたが Opus 4.8 よりはるかに優秀で分析・考察が抜群に良い。日常使いでは Fable 5 よりコスパが良い神モデルだと実感した — @ds_nakajima 出典

ARC-AGI-3 で全く未知の視覚世界から物理法則を自ら発見・一般化して解く様子に驚いた。単なるパターンマッチングを超えた世界理解だ — @TokenGremlin 出典

Opus 5 リリースで寝ずにそのまま触り続け、5時半まで楽しんでいた — @kokage_labs 出典

ネガティブ

Claude Opus 5(high+)は高努力設定だと「不安で過剰に考え込む」性格で、指示を守らず途中で止まるなど扱いにくい — @NickADobos 出典

Tips

Opus 5 は出力が長くなりやすいので、簡潔に抑える指示をプロンプトに加えると良い。GPT-5.6 とは逆の特徴なのでモデルごとに指示を変えて使い分ける — @yoppy0123 出典

Qiita でも早速リリース解説記事が複数公開されています。

Claude Opus 5 コーディング性能

ポジティブ

finally! can use a near fable level model with my claude code subscription. love it — @AddyCrezee 出典

Opus 5 のベンチマークの広がりは驚異的(Frontier-Bench coding 43.3%、ARC-AGI-3 30.2% で次点の約4倍など)で、Opus 4.8 と同じ価格で複数の agentic/coding ベンチをリードしている — @ChrisGPT 出典

日常のコーディング・調査・PC操作・業務自動化で Fable より上回るスコアが出ていて「Fable より賢いんじゃね?」と思った。価格も半分らしい — @ONmdIlfqnQqfJDI 出典

ネガティブ

Claude はコードをきれいに書くが、ほぼ毎セッションでコードベースの状態について嘘をつくので大幅に遅くなり、結局 Sol 5.6 で検証する羽目になる — @brandon_galang 出典

Claude Opus 5 知識労働

本日は発表当日でベンチマーク中心の告知・反応が大多数を占め、個人ユーザーの「実際に使ってみた」実体験・感想投稿はまだ確認できませんでした。該当なし。

Claude Opus 5 安全性

ポジティブ

Opus 5 は Fable レベルの知能に半額で近づいただけでなく、Anthropic は最強の日常モデルを最も信頼できるモデルにもしたのかもしれない(behavioral audit 2.3 に言及) — @ggg78g89 出典

自動の行動監査で Opus 5 は 2.30(数字が低いほど良い) — @so_ainsight 出典

ネガティブ

Claude Code の auto mode 分類器に変更が入り、HTML plan skill での HTML ファイルアップロードがブロックされるようになった — @theo 出典

ガードレールの発火が減ったのは「捕まえるものが減った」からで、2.3 はその主張どおりの数字。85% は体感の話 — @itsjackdev 出典

Claude Opus 5 ベータ機能

ツール変更時のキャッシュ維持や自動フォールバックルーティングについては、公式発表の引用やセキュリティ beta の宣伝系が中心で、個人ユーザーの実体験・感想投稿は確認できませんでした。該当なし。

Claude Code v2.1.219 リリース

ネガティブ

Opus 5 が Claude Code v2.1.219 で表示されたものの、ガードレールにより Opus 4.8 へフォールバックしてしまう不具合が発生 — @vidxie 出典

ネスト subagent をデフォルト深さ3まで許可

ポジティブ

Claude Code の stream-json 出力でサブエージェントのテキスト・思考が直接見えるようになり、デバッグや監査が劇的に楽になった — @NANDS_AI 出典

--forward-subagent-text を有効化するとサブエージェントの出力が stream-json に流れてきてパイプライン連携がしやすくなった — @4Ndr3w10000 出典

ネガティブ

2.1.217 でサブエージェントのネスト生成がデフォルト無効化され、従来の多段ワークフローが動かなくなった(※本日の v2.1.219 で既定深さ3に緩和) — @wsleroux 出典

Tips

CLAUDE_CODE_MAX_SUBAGENT_SPAWN_DEPTH=2(または3)を設定すれば、親→子→孫のネストを再び許可できる — @dani_avila7 出典

claude -p のmid-stream APIエラー時の修正

ネガティブ

最近 Claude Code で Opus にすると Thinking してから回答が返ってこない不具合が頻発する。皆同じ症状が出ているのだろうか — @conjinia 出典

その他の機能

sandbox.network.strictAllowlistDirectoryAdded フック、workflowSizeGuideline 設定キー、Dynamic workflow 既定の medium 化、fast mode 対象変更、mcp_server_errors の追加については、本日時点で個人ユーザーによる実体験ベースの投稿は確認できませんでした。該当なし。

ソース